登山マナーと心構え

上信越高原国立公園にも指定される浅間山と連なる山々の豊かな自然は数多くの動植物を育み、高山植物、高山蝶、野生動物など貴重な生物が現在でも多数生息しています。登山ルールやマナーを守り貴重な自然を大切にしましょう。

野生動物 イメージ

天候や気温に注意

山の気候は変わりやすく、急な天候の変化に備えた準備が必要となります。 また標高が上がるほど気度が下がりますので寒さの対策や、虫や直射日光への対策も必要です。天気や気温情報のチェックをこまめにして、山登りに適した服装でお出かけしましょう!

高峰高原 車坂峠(標高2000m)付近の平均気温

気温折れ線グラフ

浅間山麓カントリーコード

浅間山麓地域では、国立公園を訪れるみんなのルールや心構えを「浅間山麓カントリーコード」として定めています。

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    美しい浅間山麓の自然を
    大切に楽しみましょう

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    動植物は採らない
    持ち込まないようにしましょう

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    岩石や地層等の特殊地形を
    守りましょう

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    決められた登山道を
    歩きましょう

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    ゴミは出さずに
    持ち帰りましょう

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    犬などペット同伴での登山は
    しないようにしましょう

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    登山の準備や計画は
    万全に整えましょう

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    キャンプはキャンプ場で
    楽しみましょう

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    携帯トイレを使いましょう

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    みんなの国立公園を
    大切にしましょう

みんなでマナーを守って、快適で楽しい登山になるよう心がけましょう

服装・装備

無雪期の服装・装備

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帽子
紫外線や熱中症予防、頭の保護のため必ず着用しましょう。風で飛ばされないように。
手袋
天気や気温に合わせたものを着用しましょう。
スマホユーザーはタッチパネル対応のものが便利です。
ザック
登山中に両手が自由になるものにしましょう。
荷物の量に合ったサイズを。
ストック(トレッキングポール)
使いこなせば、疲労軽減や転倒防止に。
ウェア
登山の服装は重ね着が基本です。
脱ぎ着しながら温度調節しましょう。
ズボン
ショートパンツの場合は、ケガ防止や気温低下を考え、肌を出さずにタイツを着用しましょう。
靴下
⻑時間歩⾏に適した、厚みのあるものを履きましょう。
登山靴
コースに合わせたものを履きましょう。
足首を固定でき、防水性があるものがおすすめです。
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積雪期の服装・装備

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帽子
ウールやフリースなどの保温性に優れた帽子を用意しましょう。
耳まで覆うことができるものを。
手袋
インナーグローブも着用すると保温性が増します。濡れてしまった場合の予備もあるとさらにgood!
ウェア
重ね着(保湿性や速乾性の高い肌着+フリースなどの中間着+ウインドブレーカーなどの防寒着)で凍傷や低体温症対策を。
ストック(トレッキングポール)
雪用バスケット付きのものを使用しましょう。
サングラス・ゴーグル
紫外線による雪目防止に。また吹雪など視界が悪い場合にはゴーグルがお勧めです。
スパッツ(ゲイター)
靴に雪が入らないようにするための雪山必須アイテムです。
登山靴
冬用のものを履きましょう。アイゼンを使用する場合はアイゼンに対応しているものを。
アイゼン・スノーシューなど
積雪状況は年によって異なりますので、現地の状況は現地施設や観光案内所などでご確認ください。
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基本の持ち物

  • 水分(1~2ℓが目安です。)
    ※登山中に必要な水分㎖=体重×⾏動時間×5)
  • レインウェア(上下別々で透湿素材のものが望ましい)
  • ザックカバー
  • ティッシュまたはトイレットペーパー
  • 携帯トイレ
  • 救急セット・常備薬
  • 日焼け止め
  • ⾏動食(チョコレート、ナッツなど)
  • タオル
  • 着替え(靴下やシャツなど)
  • スマートフォン、モバイルバッテリー
  • 地図
  • コンパス
  • 時計
  • ヘッドランプ
  • ゴミ袋
  • 保険証のコピー
  • ヘルメット
    (現地施設で無償貸し出しを⾏ってます)
  • その他必要な物