こもろ山歩倶楽部通信

【雪山登山入門編】首都圏から日帰り登山も可能!冬の黒斑山登山~ガトーショコラを求めて

こんにちは。
こもろ山歩倶楽部のこばちです。
去年はスノーシューで行く冬の高峰山の様子をお届けしましたが、今年はいよいよ、アイゼンを装着して雪の黒斑山に挑戦してきました。
(去年の高峰山の様子はこちら
(高峰高原でのスノーシュー体験、レンタル情報はこちら

今回のメンバーは、メアリーとこばち、しげさんの3人で登ってきました。
黒斑山の登山口は、高峰高原の車坂峠にあり、小諸市街地からはチェリーパークを通り車で約30分~40分程で到着します。
東京からも新幹線とバスを乗り継いで日帰り登山が可能なため、日帰りできる2,000メートル級の山として人気があります。
(▽登山口の目の前にあるバス停と高峰高原ビジターセンター)

登る前に、準備体操と服装の確認、ゲイターの装着、アイゼンを付けました。
この日の天気は快晴で風もほとんどなし。
雪の黒斑山は、雪山初心者にとって登りやすい山ではありますが、体力も消耗しやすく、また歩きなれないアイゼンを岩場に引っかけて滑落してしまうという事故も昨年、発生しています。アイゼンを裾に引っかけて転倒することもあります。足元には注意して歩き、こまめな休憩が必要です。
服装は重ね着で、体温の調整がすぐにできるようにしておくことが大事です。
積雪期の装備についてはこちら
山の天気は変わりやすいので、少しでも雲が出てきたりしたら引き返す判断も必要です。

出発する前には登山届を提出しましょう。(登山計画書:Excelファイル)

今回は表コースを登りました。(黒斑山登山コースは、表コースと中コースとあります。)

登山道の雪は踏み固められ歩きやすかったですが、コース外は踏み間違えると一気に足が膝まで埋まってしまいました。
開けた場所に出ると、遠くには八ヶ岳、南アルプス、富士山などが見えました。

最初の絶景ポイント「槍ヶ鞘」
ガトーショコラが目の前に!

絶景ポイント「トーミの頭」

「黒斑山山頂」雪だるまがお出迎えしてくれました。

こもろ観光局では、「浅間山(前掛山・黒斑山)」の登頂証明書(1部1,000円 送料別)を発行しております。
山頂でパシャリ!したら、その写真をお申込みフォームからお送りください。
登頂の記念に登頂証明書を発行させていただきます。お申込みはコチラ

下山の様子。帰りは中コース。

下山後は、高峰高原ホテルで日帰り入浴とロビーで珈琲をいただきました。
高峰高原ホテルでは、富士山がみえると珈琲2杯目が無料になるサービスを提供されています。
この日はロビーから富士山がばっちりみえました。

高峰高原ホテルは現在、宿泊予約は受付しておりませんが、喫茶、日帰り入浴は可能です。
フロントでは高峰神社の御朱印、山の神神社の御朱印も販売されております。(数量限定品もあり)

高峰高原では、雪山登山の他、スノーシュー体験、スキー、スノーボードなどのアクティビティもお楽しみいただけます。
アクティビティを楽しんだあとや、登山の前泊に周辺の旅館・ホテルに宿泊して温泉を楽しむのもオススメです。
小諸城址懐古園とあわせて、冬の小諸へぜひお出掛けください。
▷小諸市内の宿泊案内
▷小諸の「みどころ」案内
▷小諸の「飲食」案内

■黒斑山情報
浅間山の第一外輪山の最高地点。標高2,404m。
槍ヶ鞘、トーミーの頭のいった絶景ポイントから浅間山の美しい山容を裾野まで眺めることができるので、“浅間山の展望台”とも言われます。
雪化粧した浅間山はガトーショコラと呼ばれ、この景色を見に多くの登山愛好家が冬の黒斑山を訪れます。

往路:2時間25分 車坂峠=(120分)⇒トーミの頭=(25分)⇒黒斑山山頂
復路:1時間20分 黒斑山山頂=(20分)⇒トーミの頭=(60分)⇒車坂峠
▷積雪期の黒斑山モデルコース

【登山口】
車坂峠(高峰高原)

【登山口駐車場】
高峰マウンテンパーク(終日駐車可能)
高峰高原ビジターセンター(冬季営業時間:9時~16時)
高峰高原ホテル(冬季営業時間:9時~18時)※現在、宿泊受付停止中。喫茶、日帰り温泉の利用が可能です。(11時~17時受付終了。18時閉館)

【交通情報】
|高速バス
JRバス関東(上り、下り各1日1便)
・バスタ新宿—-佐久平駅—小諸駅–高峰高原ホテル–高峰マウンテンリゾート
千曲バス
・池袋—–佐久平駅—小諸駅

|路線バス
JRバス関東
・佐久平駅—小諸駅—-高峰高原ホテル—-高峰マウンテンリゾート

|新幹線・電車
北陸新幹線
・東京—軽井沢—佐久平
小海線
・佐久平—-小諸
しなの鉄道
・軽井沢—-小諸

|車
東京(練馬IC)—関越自動車道—藤岡IC—上信越自動車道—小諸IC—チェリーパークライン—-高峰高原