揚羽屋

 藤村が通った一膳めし屋。千曲川のスケッチにも実名で登場し、店内の様子が生き生きと描かれています。
現在は、明治の文豪・島崎藤村ゆかりの地として知られる古民家をリノベーションした複合施設で、1階は「おむすび&café 揚羽屋」、2階は1日1組限定の宿泊施設として営業している。

おむすび&café 揚羽屋(1階)
小諸駅から徒歩2分の好立地にあり、木の温もりが感じられる落ち着いた空間で、ふっくら炊き上げたご飯のおむすびと具だくさんのお味噌汁が人気。朝8時から営業しており、モーニングやテイクアウトも可能で、地元客から観光客まで幅広く親しまれている。

宿泊(2階)
2階は100平方メートルの和モダン空間で、30畳の和室や4畳半の間、ミニキッチンを備え、最大12名まで宿泊可能。家族旅行、同窓会、趣味仲間との滞在などに最適で、木造建築特有の温かみと静けさを感じながら、別荘のような時間を過ごせる。

〜「私は外出した序に時々立寄って焚火にあてて貰う家がある。鹿島神社の横手に、一ぜんめし、御休処、揚羽屋とした看板の出してあるのがそれだ。私が自分の家から、この一ぜんめし屋まで行く間には大分知った顔に逢う。~
 (千曲川のスケッチより)

■住所 〒384-0031 長野県小諸市大手1丁目3-17

~ 藤村ゆかりの地をめぐる ~