お知らせ

小山敬三美術館「コレクション展」開催のご案内

小諸市立小山敬三美術館よりお知らせです。

小山敬三は大正から昭和にかけて活躍した小諸市出身の洋画家です。

令和5年度企画展『コレクション展』

・開催期間:令和5年12月3日(日)~令和6年3月31日(日)
・開館時間:9時~16時(冬季時間)
・休 館 日:毎週水曜日(冬季のみ)、年末年始(12/29~1/3)
・場  所:小諸市立小山敬三美術館(小諸市丁221-3 懐古園内)
・電  話:0267-22-3428

新たに美術館に収蔵された2点と、館のコレクションから選りすぐりの作品を展示いたします。
代表作も常時展示しておりますので、この機会に足をお運びください。

主催:小諸市教育委員会、小諸市立小山敬三美術館

【洋画家・小山敬三】
画家になるために慶應義塾大学を中退し、島崎藤村の勧めでフランスへ留学し油彩を学びました。
緻密に計算された構図と力強くダイナミックなタッチは海外で高く評価され、生涯で数多くの名画を残しました。

1971年に小諸市名誉市民の称号を贈られ、1975年には文化勲章を受章。
同年、郷里の小諸市に若い頃の夢だった美術館を建設し、作品とともに小諸市に寄贈しました。
代表作に浅間山シリーズ、白鷺城シリーズ、「ブルーズ・ド・ブルガリィ」があり、現在でも高い評価を得ています。

「絵画」も「建物」も文化勲章受章者の作品!
若い頃から故郷に自分の美術館を建てることが夢だった小山敬三が、芸術院の会員同士で親交のあった建築家・村野藤吾(建築界で文化勲章を受章)に設計を依頼し、昭和50年(1975年)に完成させた美術館です。
小山は小諸市に代表作品31点と完成した美術館を寄贈しました。
小山は村野に美術館設計にあたり、幼少の頃遊んだ千曲川が見えるようにしてほしいと依頼しました。

▲建物は文化勲章受章者の村野藤吾氏が設計。

▲美術館前からは、小山敬三が幼少時に遊んだ千曲川が見える。

※小山敬三氏についてはこちらのページをご覧ください。