上信越高原国立公園にも指定される浅間山麓エリアの豊かな自然は数多くの動植物を育み、野生動物、野鳥、高山蝶などの生物が現在でも多数生息しています。国の特別天然記念物に指定される「ニホンカモシカ」や絶滅危惧種の「ミヤマモンキチョウ」など、運が良ければ出会えるかもしれない貴重でかわいい生物たちをご紹介します。


山に暮らす動物たち

ニホンカモシカ

ニホンカモシカ

国の特別天然記念物に指定されています。人間を見てもすぐに逃げずにじっとしていることもあります。

ニホンジカ

ニホンジカ

近年、急速に生息数が増加し、農業被害や植物への食害などの問題が深刻化しています。

ホンドキツネ

ホンドキツネ

大きな耳と太くて長い尻尾が特徴。狩りがとても上手で、ネズミや鳥、昆虫などを捕まえて食べます。

ツキノワグマ

ツキノワグマ

胸の白い月のような模様が特徴。警戒心が強いので、熊鈴をつける等の出遭わない工夫をしましょう。

©ピッキオ

ホンドオコジョ

ホンドオコジョ

ぬいぐるみのようで可愛らしい。森の中で出会うことができたらとてもラッキーです。

ホンドテン

ホンドテン

長くほっそりとした体つきと美しい毛並みが特徴。動きが素早く木登りが上手。

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ヒメネズミ

ヒメネズミ

日本固有種で、10~20gで親指くらいの小さなネズミ。長い尻尾でバランスを取りながらの木登りが得意。

ニホンノウサギ

ニホンノウサギ

夜行性のためあまり姿を見せませんが、雪の上に特徴的な足あとを残し、存在を感じることができます。

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二ホンリス

二ホンリス

冬に毛が抜け変わります。特に耳の上の毛がぴんと立ち、尻尾の毛のもふもふが増してとてもかわいい。

出会えるかもしれない野鳥

ルリビタキ

ルリビタキ

瑠璃色をした美しい小鳥で、高山の針葉樹林帯で繁殖するため、登山者になじみ深く人気が高い鳥。

©ピッキオ

オオルリ

オオルリ

コマドリ、ウグイスと並び「日本三鳴鳥」の一種で、さえずりがとても美しい青い鳥。

アカゲラ

アカゲラ

後頭部やお腹の赤い模様が特徴的なキツツキ。木をリズミカルに叩く音がよく響きます。

キビタキ

キビタキ

胸の鮮やかなオレンジ色が特徴。明るくリズミカルにさえずる「森のピッコロ奏者」と呼ばれます。

ホシガラス

ホシガラス

高山にいるカラスの仲間で、黒色の体に白色の斑点模様が「星空」に見えることが名前の由来です。

イヌワシ

イヌワシ

日本の山岳や森林における生態系の頂点に君臨する大型猛禽類です。国の天然記念物に指定されています。

高原を華麗に舞う蝶

アサギマダラ

アサギマダラ

浅葱(あさぎ)色が映える美しい蝶。海を渡って旅をする「渡り蝶」で、遠く台湾まで渡ることもあります。

クジャクチョウ

クジャクチョウ

孔雀が羽を広げたような鮮やかな目玉模様が特徴。成虫で越冬するので春早くから見ることができます。

ミヤマモンキチョウ

ミヤマモンキチョウ

長野県の天然記念物や、絶滅危惧種に指定される希少な高山蝶。クロマメノキの近くで見ることができます。

ベニヒカゲ

ベニヒカゲ

漢字では「紅日陰」と書き、氷河期から残存する日本固有の高山蝶。長野県の天然記念物に指定されています。

キアゲハ

キアゲハ

黄色と黒の大きくカラフルな翅が特徴的。優美に舞い、山ではとてもよく目立ちます。

オオチャバネセセリ

オオチャバネセセリ

真っ黒く大きなクリクリ眼が特徴的でかわいい。見ているとクセになる蝶愛好家の間で人気の蝶。