小諸の十の物語
The story of Komoro

小諸の十の物語

こもろのあふれる魅力を伝えます 小諸の十の物語

  • 一 「また会いたくなる人」に出会えるまち一 「また会いたくなる人」に出会えるまち
  • 二 「私のお気に入り」が見つかるまち二 「私のお気に入り」が見つかるまち
  • 三 息をのむ自然にゆさぶられるまち三 息をのむ自然にゆさぶられるまち
  • 四 七つの源泉の違いを楽しめるまち四 七つの源泉の違いを楽しめるまち
  • 五 城下町・宿場町から一大商都への転換の歴史を感じるまち五 城下町・宿場町から一大商都への転換の歴史を感じるまち
  • 六 聖地巡礼が後を絶たないポップカルチャーのまち六 聖地巡礼が後を絶たないポップカルチャーのまち
  • 七 命を育む水と農の里山があるまち七 命を育む水と農の里山があるまち
  • 八 訪れる方の人生をそっと彩る(スケッチ)芸術のまち八 訪れる方の人生をそっと彩る(スケッチ)芸術のまち
  • 九 古くより生活とともにあった伝統芸能が息づくまち九 古くより生活とともにあった伝統芸能が息づくまち
  • 十 静謐をたたえた寺社仏閣のあるまち十 静謐をたたえた寺社仏閣のあるまち

物語1「また会いたくなる人」に出会えるまち

小諸のような砂地の傾斜に石垣を築いて その上に骨の折れる生活を営む人たちは、勢い質素にならずを得ない。寒い気候と痩せた土地とは自然に勤勉な人たちを作り出した。・・・・・・表面は不愛想でもその実親切を貴ぶのが小諸だ。島崎藤村「千曲川のスケッチ」より

小諸のような砂地の傾斜に石垣を築いて その上に骨の折れる生活を営む人たちは、勢い質素にならずを得ない。寒い気候と痩せた土地とは自然に勤勉な人たちを作り出した。
・・・・・・表面は不愛想でもその実親切を貴ぶのが小諸だ。島崎藤村「千曲川のスケッチ」より

小諸人の第一印象はすごくフレンドリー!ではないかもしれません。
それでも、「表面は不愛想でも、実は、親切を貴ぶ」と島崎藤村が記すこの小諸人に出会い、お付き合い下されば、いわゆる「おもてなし」という「サービス」とは異なる居心地の良さや温かさをもった、どこか憎み切れない小諸人を感じていただけると思います。心の距離が近くなるにつれ、小諸人は長く、そして、熱く語るようになります。
小諸を何度も訪れていただき、そんな小諸人とのお付き合いを楽しんでいただけると幸いです。

物語2「私のお気に入り」が見つかるまち

面積98.55平方キロメートルの小諸。標高2,568メートルの浅間山から、標高577メートルの千曲川までは、実に、約2,000メートルの標高差があります。浅間山・高峰高原エリアは一年を通したアウトドアのメッカ。その下のあたりには牧草地や蕎麦畑、リンゴやブドウの産地を含む農村エリアが広がり、さらに下ると、小諸城址・懐古園でも有名な詩情豊かな城下町エリアがあります。
小諸でもっとも低いのは千曲川とその崖線エリア。その向こう側には大陸を思わせる台地エリアが広がっています。
小諸通ともなると、気に入っていただいたエリアを違った季節や時間に何度も訪れて下さいます。それぞれのエリアでの特別な眺望や隠れ家的お店やお宿もお楽しみいただいています。
小諸が初めて!という方は、それぞれのエリアを訪れていただき、「私のお気に入り」を見つけてくださいね。

物語3息をのむ自然にゆさぶられるまち

小諸には、その独特の地形と豊かな自然が生み出すたくさんの「感動スポット」が存在します。
桜の春、木々の緑隆々たる夏、黄色・橙色に染まる秋、白の冬。朝もやで目覚め、きりりとした日光のなかで過ごし、漆黒の夜に眠る一日。春夏秋冬、朝昼晩、を通じて姿を変える小諸の自然の情景に魅せられて、何度も足を運んで下さる方が多くいらっしゃいます。
市街地から約30分程で行くことができる浅間山・高峰高原の麓では、四季を通じて早朝には広大な雲海、夜には満天の星空が広がります。
そして、小諸人が秘かに愛してやまないのが、夕日。特に秋は夕日がもっとも美しい季節で、夕方ともなると、高低差約2,000メートルの坂の町は夕日に照らされて赤く染まります。夏にはホタルが水田や水路を幻想的に飛ぶスポットもあります。
ご自身に合わせた「感動スポット」を発見しながら、小諸の大自然をご満喫ください。

物語47つの源泉の違いを楽しめるまち

小諸は、異なる7つの温泉の源泉がある、隠れた名湯のまちです。
美肌をはじめとする女性の悩み、疲労、便秘や肥満などなどさまざまな体のトラブル、ゆったりと温泉につかって癒されてみてください。それぞれの源泉を楽しむことができる温泉も、地元の人が足しげく通う温泉、ユニークで質の高い温泉、格式高い老舗温泉、絶景温泉など、全部周りたい!そして、何度でも行きたい!という温泉ばかり。
宿泊施設がある温泉宿では、個性豊かな旦那さんや女将さんとの出会いも楽しみのひとつです。

物語5城下町・宿場町から一大商都への転換の歴史を感じるまち

小諸城の存在によって形成されてきた小諸の城下町は、江戸期には北国街道の宿場町「小諸宿」として発達を遂げ、明治期に入り、宿場町がその役割を終えるとともに、地元や近隣の商人たちが活発に事業を展開するようになります。
特に、旧北国街道沿いでは呉服、下駄、穀物、紙、小間物を扱う問屋や、味噌・醤油や酒の醸造所、また、他の地域でもジャム工場や製糸工場が稼働するなどして、文明開化から昭和初期にかけては、一大商都としてにぎわいました。
大手町、市町、本町、荒町、与良町の旧北国街道沿いには、現在でも、「小諸宿」から「商都・小諸」への歴史を転換とそのにぎわいの面影を感じることができる建造物が多く残されています。
小諸駅からもぶらっと歩ける歴史体感エリアで小諸の歴史をお楽しみください。

物語6聖地巡礼が後を絶たないポップカルチャーのまち

小山田いく、「あの夏でまってる」、「ろんぐらいだぁす」など、小諸が舞台になっていたり、小諸が登場するアニメの聖地巡礼として小諸を訪れる人は後を絶ちません。
夏祭りではアニメに登場するキャラクターの神輿を担いだり、踊りを一緒に踊ったり、と、地元ににぎわいも運んできてくれているアニメファンの皆さん。最近では「るろうに剣心」を愛するファンの方が、小諸城址・懐古園や旧北国街道沿いでコスプレ撮影も楽しんでおられます。
小諸では、こうしたアニメファンの皆さんにお楽しみいただけるポスターやアニメキャラクターの木彫りを飾ってお待ちしています。
大好きなアニメの場面や空気感をそのまま体験できるっていいですよね。「はじめはアニメが目的だったんだけど、なぜか居心地がよくて何度も来ちゃいます」というお声もあります。

物語7命を育む水と農の里山があるまち

小諸の農村エリアや台地エリアに広がる里山の風景は、訪れる方の心をほっと和ませてくれます。
里山にはきれいな水が流れ、四季折々の牧歌的な風景をのんびりと楽しむことができます。
特に関西地域の高級料亭で好まれて扱われている「白土馬鈴薯」や幻の野菜といわれてきた「菱野南蛮」、その他にも、たくさんの高原野菜や果物が育てられています。
多様な生物が生息する空間をつくろうと「ビオトープ」の保護活動や、かつて生息していたといわれる鴇を呼び戻そうとする取り組みがおこわれている地域もあります。
そのほかにも、一年を通じて清水が湧き出ている場所、夏にはホタルが幻想的に飛び交う場所、パワースポットといわれる奇石がそびえる場所、七不思議が語り継がれている場所など、小諸の里山には発見がいっぱいです。
癒される、感動する、ワクワクする、そんな小諸の里山でゆったりとお過ごし下さい。

物語8訪れる方の人生をそっと彩る(スケッチ)芸術のまち

小諸の豊かな情景と独特の空気感は多くの文学者や芸術家に愛されてきました。
日本の自然主義文学の大家である島崎藤村は、6年間の小諸での生活を通じて、詩人から小説家へと転身を遂げたことは有名です。
また、戦争中の小諸での疎開生活を通じて新たな躍動を見せたといわれる近代俳句の巨匠・高浜虚子、日本画壇の最高峰とも評される白鳥映雪(小諸出身)、文化勲章も受賞した洋画家の小山敬三(小諸出身)、小諸を訪れた際に「小諸小唄」や「菱野小唄」作った民謡作家の田口雨情など、小諸にゆかりの深い芸術家がたくさんいます。
こうした芸術のかおりは、小諸の各所美術館ばかりでなく、歩くなかで感じる風情や空気にも感じることができます。
ペンやスケッチブックをもって、また、携帯でとっておきのシーンをパチリ!芸術のまちをいろいろな形でお楽しみください。

物語9古くより生活とともにあった伝統芸能が息づくまち

小諸は古くより伝わる郷土伝統芸能の宝庫です。
全国的にも珍しい「臨終正念」による極楽往生の様子を実演した「二十五菩薩来迎会」、道化の様子がゆかいな「菱野道化漫才」、小学生を乗せた牛車を激しくぶつかり合わせて子どもたちの健康と五穀豊作を願う「御影道祖神祭」、勇壮なあばれ神輿でも有名な「祇園祭」など、四季折々、地域の特色あふれる伝統芸能が、今日でも豊かに息づいています。
この他にも、全国的にも有名な「小諸馬子唄」をはじめとする多くの民謡も歌い継がれています。
ぐぐぐーっと小諸に近づいて、地元の生活とともに守られてきたこうした伝統芸能にも触れてみてください。

物語10静謐をたたえた寺社仏閣のあるまち

小諸のまちを歩くとたくさんの寺社仏閣が目に入ります。
城下町エリアを取り囲むように佇む由緒あるお寺の数々はじめとして、それぞれの地区で心の拠り所とされてきた寺社仏閣がたくさんあります。
千曲川の絶壁に造られた布引観音・釈尊寺、徳川秀忠が関ヶ原に向かう途中で真田昌幸の抵抗にあった折に住職が間に入って和睦を結んだとされる海応院など、その趣や由緒は実にさまざまですが、いずれも静かな佇まいを醸し出しています。
里山でも、小さな観音堂や薬師堂、道々の道祖神や小さな石仏が多く存在しています。その前には地元の人に供えられた花や水、お饅頭を目にすることもでき、地域に根付いた信仰の深さを感じることができます。
寺社仏閣や地域信仰に興味がある方には、知れば知るほどその奥深さを感じていただける小諸の静かな佇まいにも注目!です。